「お前の友達は料理。それひとつだ」

……とはいうものの。
やっぱり友達は欲しい。

半井君は…R指定とか言われてるし。
森崎君は…いい人だけど友達ではないよね。
立花君は…ミイラにされそうだったけど、仲良くなれそうかな?
美波さんは…ストーカーだし。
秋山さんは…ドグマが酷いことしたし。


「……はぁ」
「なにため息なぞついている?」
「うわぁっ!?ど、ドグマ…」
「そんな暇があるのなら勉強しろ」
「ちょ、ちょっと考え事してただけだよ!」
「ほう、何についてだ。くだらん事だったらねじるぞ」
「ねじ…!?た、ただ…。友達が欲しいなぁって……」


あれ、もしかしてこれドグマにとってはくだらないこと?
ねじられる?


「そんなことか。お前の友達は料理だと言っているだろう」
「人間のー!!!」

「……ふむ。では聞くが、友達とはどのように出来るのだ?」
「え?」
「『友達になりましょう』などと言わなければ出来んわけではないだろう?」


まぁ、確かに。
「ボールは友達!」っていう人がいるぐらいだもん。


「そりゃ、仲良く話したり、遊んだり…」
「その理論から言うと、貴様にはもう友達はいるのではないか?」
「え?」

「半井も森崎も立花も……まぁ美波や秋山はどうかは知らんが。友達というのは互いを高めあうためにぶつかりあうものだろう?」
「……そっか……そうかも」


ん?


「……じゃ、ドグマも友達?」
「……馬鹿か貴様は」


バキッ

「ぎゃぶっ」
「貴様と私の関係は料理(素材段階)とシェフだ。…いや、主人と下僕でもいいか」
「(なんかさらりとヒドイこといったー!!)」

「せいぜいおいしく育て」
「うぅ…」

あれ、目の前が滲んできたよ…。

と、思った瞬間、ドグマの顔が近付いてきて


「へ…」
「涙から血の一滴まで私のものだからな」


べろり


「―――――――っ!!!?」
「誰にもやらんぞ」






あなたと私は友達? (いいえ、愛しい人!)


またかと思った方はすみません。
またしてもヘルズキッチンです。

ドグマとサトルの関係がさ、ほら、ネウロの関係にそっくりじゃね?
あとちょっと違う感じでライアーゲームの関係。……これはちがうか。
まぁ、両方好きですよ。NLだけど。

……早く続き出ないかな―。


10/11/20