「とりあえず、その子供は誰だ?」
『この子は、小鳥遊宗太、というらしい』


「「は?」」


完璧に男の子の名前だ。


「え、え?」
「セルティ……間違いないのか?」


「あーうー」

今までセルティにしがみついていた、その、小鳥遊宗太君(仮)がぐいぐいとライダースーツを引っ張っている。

『本当だ。新羅と、……臨也と、あと、小鳥遊君の知り合いの3人がなにかやらかしたらしい』
「あう!」
『女にされた揚句、幼児にされました。本来は16歳です』

「え、あれ?今、キミが?」
「すげぇな……って、16!?」
『16です。あと男です』


今のでしっかり意思疎通ができていることが分かった。
本当なのだろう。
っていうか幼児がPDAを使いこなせるわけがない。



『3人が小さい子を囲んで、写真撮影してたんだ……。引くだろう?』
「そうですね。ドン引きですね…」
『それで無理矢理連れてきたんだ…』


「……なるほど。俺は臨也を殺してくればいんだな?」
「静雄さん!そんなこと誰も言ってませんよ!」


近くにあった標識を引き抜こうとしていた静雄を2人がかりでなだめる。
小鳥遊君はちょっとあっけにとられていた。


そうだよね。
普通標識を抜こうとも思わないし、抜ける寸前のコンクリートのひび割れなんて見る機会ないよね。





ちなみに小鳥遊君の服装は、相馬先生がお持ちの写真基準に臨也さんが用意したものです。
なのでうさたん標準装備。←

多分うさたんにつられたんじゃないかな……←


10/07/04